○四万十の日制定
平成21年4月1日
告示第18号
毎年4月10日を四万十の日とする。
○「四万十の日」の制定趣旨
国内河川のほとんどが、ダム建設や流域開発によって、河川本来の姿を失っていくなかで、四万十川は日本最後の清流と言われるように、今もなお自然の美しい流れを残している数少ない河川である。もはや国民的貴重な財産とも言える四万十川。この美しい流れと豊かな自然の恵みを守り、後世に伝承していくことは現代に生きる私たちの責務でもある。
こうした思いをより具体的にするために、4月10日を「四万十の日」として制定し、市民の河川愛護思想の普及と定着を図るとともに、人と人の交流や川と川の交流、更にはふるさとの交流を進めるなかで、四万十川の清流保全を全国各地に呼び掛けていきたいと考えている。
このような基本的な考えのもとに、4月10日を「四万十の日」として制定し、ここに宣言する。
○「四万十の日」制定宣言
はるかなる四国山地の奥深く
木々の葉をつたい落ちた一滴の雫が
生命を育む流れとなって、はてしない旅に出る。
渓谷の岩をはみ、山里をぬい
やがて、大河となって太平洋にそそぐ。
母なる川の水面に、生命が躍る。
大いなる流れに、生きとし生けるものの営みが
時をこえて、受け継がれてゆく。
この豊饒、この限りない大自然の恵み。
人と自然が調和する日本最後の清流に
いま、私たち人間の知恵が試されている。
「四月十日」すべての人々の、すべての地域の
自然保護への熱い思いを託して。
私たちはこのかけがえのない
四万十川の清流を守り、伝えることを宣言する。